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関西弁のヒロインと無精ヒゲのヒーローってなかなかめずらしいかなと!
歳上幼なじみにずっと恋していた女の子が、かつて交わした結婚の約束を果たしにやってくるお話です。

もくじ

関西出身の愛里は、いつも母親に代わって食事を作ってくれていた幼なじみの誠のことを、昔からお兄ちゃんと慕っていた。
大人になったらお兄ちゃんのお嫁さんになりたいと愛里が言うと、自分の店を持てたら迎えに来ると誠も約束する。
料理人を目指し、誠が上京して12年。
嫁入りのために誠の家へやってきた愛里だったが、現れたのはヒゲも生やしっぱなしなボサボサの男で……!?
愛里の家は母子家庭で、幼い頃は忙しい母親の代わりに誠お兄ちゃんがご飯を作ってくれていました。
あれから大人になり、お嫁にもらわれにと東京へ訪れた愛里のリュックには……
実家で採れたネギ!

かなり斬新なヒロインですね!?
初恋の王子様に会いに来たはずが、そこにいた男性はまるで別人。
ですが、長い都内暮らしで口調も標準語になっていた誠お兄ちゃんの笑顔は変わっておらず、愛里はときめきます。
けれどばっちり花嫁修業して来たと主張する愛里を、誠お兄ちゃんは子供扱いで相手にしてくれません。
さらにはこれから自分の料亭へ出勤ということで、明日には帰るよう命じてきます。
とはいえ誠お兄ちゃんも内心、今の愛里を見て大人になったなと思っていました。
子供扱いしつつも、可愛く成長していると感じていたんですねえ……?
その日の夜更け。異性として意識させるべく、帰宅した誠お兄ちゃんに薄着で密着する愛里。
でも愛里のことはずっと妹だと思ってたと返され、ガキとみなされてしまいます。
それに傷ついた愛里は反論。大人になったうちを見て、とさらに身体を張った誘惑へ。
ここで押し倒してきた誠お兄ちゃん、関西弁スイッチオン!

こういうときだけ関西弁に戻るんホンマずるいわあ……
無防備に男を誘うとどうなるかわからせようとする誠お兄ちゃん。
覚悟してきていた愛里は、そのまま身を委ねていき…

変わったと思いきや変わってない誠お兄ちゃんがかっこいい!
ちゃんと愛里のことをよく考えていたり、手を出すことに葛藤を見せるのも、誠実な大人の男性という印象を受けました。
愛里も1話目時点では強引な押しかけ女房っぽく描かれていますが、本当は健気で一途な努力家の女の子。
考えなしに誠お兄ちゃんのところへ転がり込んできたわけではないですし、共感・応援したくなるヒロインです。

それからなにより関西弁が可愛い!
作者のめんたいこ先生は、連載当初ははかた先生というお名前で活動されていらっしゃいましたね。
歳の差幼なじみとの再会もので、コメディ要素もあってほっこりできるTLマンガですよ!
↓ 完結までの全5話が入った単行本も出ています ↓
とてもいいTLマンガなので、単行本で一気読みおすすめです!
